特選カルビで、贅沢お家焼肉

いいお肉で贅沢お家焼肉

最近のファミリー向け焼肉屋さんのお肉に、少々不満を持っている。

確かに、ひと頃前に比べると、お手頃の値段になっているのは認めるが、お肉薄くない?

安い!と思って食いつくと、焼き方に問題があったのか?と思うほど、脂身がなくてパサパサだったり、そうかと思えば、やたら脂身ばっかりだったり…。

量より質を求めたい年代となり、美味しいものを少しでいいから食べたい!

結局「特選」という類のメニューを頼むことになり、会計で通常メニューの3倍近い料金を支払う羽目になる。

どの時代も焼肉屋さんはお高い!と思ってしまう。

焼肉屋さんで「特選カルビ」を食べたけど、同じようなお肉をスーパーで買うことはできないものか?と思い、スーパーで、カルビを探してみた。

はて、牛肉売り場を探しても、何処にもない。

精肉部門で勤めている旦那に、「カルビ置いてないの?」と聴くと、「カルビ」という部位は、そもそも「無い」のだそうだ。

「無いってことないでしょう!?焼肉屋に行ったら、必ずメニューにあるのに!」と腑に落ちない私。

その道のプロである旦那の話によると、カルビは、なんと、「バラ肉」のことなんだそう。

本来は、アバラの部分の肉のことをバラ肉と言い、それを焼肉屋では、韓国語でカルビというらしい。

あら、カルビ=バラ肉だったのね〜。

スーパーの「焼肉用バラ肉」は、まさにカルビのこと!

では、私の食べた「特選カルビ」って、どんなバラ肉なのかと言うと、第1〜6肋骨の周辺の肉で部分で切り出す形が三角形になるので、三角バラという部位なのだそう。一頭の牛から2枚だけしか取れない希少部位なのだそうだ。

三角バラは、霜降りが多く入り、味も濃く美味しいところで、バラ肉の王様と呼ばれるそうです。

ちなみに、焼肉屋の中には、三角バラではなく、霜降りのバラ肉を「上カルビ」「特上カルビ」というメニューで出すことも多いとか!

三角バラは、歩留まり悪くて、仕入れ値も、超お高いので、お店側もなかなか仕入れるに至らないことが多いそう。

半端ない値段の「特上カルビ」は、三角バラを使ってると考えて良さそうだけど、中途半端に高いのは、霜降りバラ肉かも!

ま、「特上カルビ」が三角バラだという決まりごとはないのだから、致し方ない。

私が食べた、超お高い「特上カルビ」は、はたして、「三角バラ」だったのかなぁ?

すごく美味しかったから、きっと、間違いないだろう!

でも、5切れで3000円近かったことを考えると、三角バラであってほしいという思いが募るばかり。

というわけで、家で三角バラを取り寄せて、贅沢焼肉をすることになりました。

極上カルビ 三角バラ

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